



AGA予防・対策
#AGA基礎知識
#薄毛予防
髪の毛が薄くなってきている、抜け毛が増えてきているという方の多くは、髪の毛を増やしたいと考えているのではないでしょうか。
まだ医療機関を受診するほどではないけれど、自宅で髪の毛を増やすためにケアをしたいと考える方もいるでしょう。
本記事では、髪の毛を増やす方法について詳しく解説します。
また、医療機関で髪の毛を増やす方法についても併せて解説します。
髪の毛が薄くなっていて気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
まずは、なぜ髪の毛が薄くなっているのか、その原因を知ることが重要です。
髪の毛が薄くなっている原因を知らなければ、具体的な対策はできません。
髪の毛が薄くなる原因は、男女でほとんど共通しています。
最近、髪の毛が薄くなっている気がするという方は、ぜひ参考にしてみてください。
男性の髪が薄くなる最たる原因はAGAと考えられています。
AGAとは男性型脱毛症と呼ばれる病態で、男性ホルモンと遺伝が主な原因です。
AGAは、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという還元酵素の影響で、ジヒドロテストステロンに変わることで引き起こされます。
このジヒドロテストステロンが、毛乳頭細胞にある男性ホルモンのレセプターへと結合すると脱毛因子のTGF-βが増加します。
TGF-βは毛髪の成長を抑制する信号を発し、本来であれば2~6年かけて成長する髪が数ヶ月から1年へと短縮されます。
成長が抑制される毛包が増えていった結果、髪のコシが弱く、細くなり、抜け毛が増えて髪が抜けやすくなるのです。
男性ホルモンのレセプターは頭頂部や生え際に多くあるため、頭頂部や生え際の髪が特に薄くなりやすいです。
この5αリダクターゼの活性度および男性ホルモンレセプターの感受性には遺伝が関わっていると考えられています。
男性ホルモンレセプターの感受性は性染色体であるX染色体が関係しており、男性の持つX染色体は母親から引き継がれるため、母方の家系に薄毛の方がいた場合には、自身も薄毛になる可能性が高いとされています。
また、5αリダクターゼの活性度に関わる遺伝子は優性遺伝のため、両親のどちらか一方が遺伝子を持っていた場合に遺伝すると考えられています。
FAGA(女性男性型脱毛症)とは、FPHLと呼ばれることもあり、前述したAGAの女性版と考えると分かりやすいでしょう。
FAGAも性ホルモンが関係していると考えられていますが、AGAのように男性ホルモンが影響しているかどうかというと、その点に関する明確なデータはありません。
FAGAは女性ホルモンの影響や自律神経の乱れ、過度なダイエットによる栄養不足、ストレスなどさまざまな理由により生じていると考えられています。
休止期脱毛症とは、ヘアサイクルのうち、休止期にあたる期間が長くなった結果、髪が大量に抜ける状態のことです。
髪は、成長が著しい成長期、髪の成長が徐々に弱まり毛包が委縮する退行期、髪が成長しなくなる休止期を経て抜け落ちます。
本来は成長期、退行期、休止期と順番に進んでいくのですが、何かしらの原因により急速に休止期に移行した結果、大量の髪が抜け落ちるのが休止期脱毛症です。
休止期脱毛症の原因はさまざまありますが、主に考えられているのが、脱毛が始まる3カ月ほど前に受けた精神的ストレス、外傷、感染症などです。
上記の病気以外にも、さまざまな病気によって髪が抜けてしまいます。
髪や頭皮に直結する病気でいうと、円形脱毛症や頭皮の乾癬、瘢痕性脱毛症があります。
また、女性では多嚢胞性卵巣症候群、さらに性感染症も脱毛症の発症要因です。
ほかにも、がん治療による薬剤の副作用などによる薬物性脱毛や甲状腺疾患、ヒ素・トリクロロエチレン・リチウムなどによる中毒症状の一つにも脱毛が報告されています。
食生活が乱れると、薄毛を引き起こします。特に脂っこい食事やジャンクフードをよく食べる、塩分の多い食事をよくする方は、血行が悪くなり毛包に十分な栄養が行き届かなくなることから薄毛になりやすいです。
また、ダイエットなどによって栄養バランスが乱れている方も、髪の成長に必要な栄養を十分にとれていないため、髪がしっかりと成長できず、抜けやすくなることから薄毛を引き起こしやすくなります。
特に脂っこい食事を大量にとる方は、代謝しきれずに体内で余った脂が血液に乗って頭皮まで到達し、頭皮の毛穴から分泌されるため、頭皮がべたつき、頭皮環境の悪化につながります。
すると、健康な髪の毛が十分に育たず、すぐに抜けやすくなるのです。
髪の成長や頭皮の新陳代謝・修復には成長ホルモンが関わっています。
睡眠が十分にできていないと成長ホルモンの分泌が減少する上に、髪の成長に必要なタンパク質の合成が十分にできなくなるため、薄毛へとつながってしまうのです。
運動は直接薄毛に関係するわけではないのですが、運動不足になると血行が滞るため、必要な栄養が頭皮に送られなくなり、その結果薄毛につながると考えられています。
また、運動不足は代謝の低下にもつながります。代謝が低下すると髪のためにと思って食べた食べ物を十分に消化吸収できなくなり、薄毛を助長すると考えられているのです。
ストレスにより、自律神経のバランスが乱れると、血流が滞り、髪に十分な栄養を供給できなくなることから薄毛につながると考えられています。
そのため、ストレスをためないことは非常に大切です。
一昔前まで、ストレスで毛が抜ける、ストレスで円形脱毛症ができるといわれていましたが、ストレスそのものが円形脱毛症の原因という明確なデータはなく、どちらかというと脱毛のきっかけの一つという説が有力です。
薄毛が気になるからとさまざまなヘアケアを試してみたくなるかもしれません。しかし、誤ったヘアケア方法は薄毛を助長させたり悪化させたりします。
自身の頭皮や髪に合わないシャンプー剤や育毛剤の使用、誤った洗髪方法は頭皮環境を悪くするため、薄毛の進行につながるかもしれません。
髪の毛を増やす方法として、大きく分けて「発毛」「育毛」「増毛」の3つの方法があります。
それぞれの方法ごとに目的が異なっているため、髪の毛を増やすために違いを理解しておきましょう。
発毛とは、髪の毛を生やすことで、目安としては抜けた髪と同量くらいにまで生やすことをいいます。
生えていない髪の毛を生やす効果も期待できる点が、後述する育毛や増毛との大きな違いといえるでしょう。
発毛には、医薬品が含まれた発毛剤が使用されます。一部市販でも手に入れられますが、ほとんどの発毛剤は医師の処方がないと手に入れられません。
育毛とは、今ある髪の毛を育て、太く丈夫にすることをいいます。
抜け毛や薄毛を防ぐために、頭皮環境をよくすることに着目されている点が特徴です。
そのため、育毛剤は薬剤師や登録販売者による情報提供が必要ない「医薬部外品」に分類されており、ドラッグストアなどで手軽に手に入れられます。
増毛とは、髪の毛を人工的に増やすことをいいます。
人工的に髪の毛を増やすというと、植毛と混同されることが多いものの、植毛は医療行為となり、増毛は医療行為には該当しないという点が大きな違いです。
人工毛や人毛を自身の髪の根元に結びつけて増やす方法と、人工毛を植えつけたベースを頭に付着させるという2つの方法があります。
いずれも医療行為ではないため医療機関ではできず、サロンなどで実施します。
髪の毛を育てる方法はさまざまあります。
ここでは、日常生活面に特化し、日常生活の中で髪の毛を育てる方法を解説します。
自身の生活にもぜひ取り入れてみてください。
食生活は薄毛に大きく関わります。そのため、健康的な髪の毛を作るためにも食生活を見直しましょう。
とはいえ、食生活をどのように見直すべきか分からないという方もいるかもしれません。
主に、以下のポイントは押さえておきましょう。
頭皮環境を整えるためにも、脂っこい食べ物の摂取は極力控えましょう。
特に、ポテトチップスなどのスナック菓子やケーキなどの洋菓子、ジャンクフードなど脂と糖がふんだんに使われている食べ物は注意が必要です。
糖を多量にとるとタンパク質の糖化反応が起こりやすくなり、髪の成長を妨げる終末糖化産物(AGE)が大量に作られ、薄毛を助長します。
脂っこいものの摂取を控えるときは、糖の摂取も併せて控えましょう。
薄毛を予防するためには、髪によい食べ物も積極的にとりましょう。髪の構成成分を見ると8割以上がタンパク質なので、タンパク質は積極的にとるべきです。
ほかにも、タンパク質を髪の成長に重要なケラチンに合成するのに必要な亜鉛、髪や頭皮の環境を整えるのに重要なビタミン類はしっかりととりましょう。
女性も、薄毛対策において上述した食べ物は積極的にとるべきです。
しかし、女性の場合にはこれらにプラスして大豆イソフラボン、鉄分の摂取も重要です。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似た働きをすると考えられているため、女性ホルモンが関係する脱毛症の予防や改善に効果的といわれています。
また、女性は月経などの影響によって鉄分が不足する傾向があります。鉄分が不足すると貧血を起こして血行に影響し、十分な栄養を頭皮に送れなくなるかもしれません。
そのため、鉄分もしっかりととれる食べ物を積極的にとりましょう。
髪の成長に必要となる成長ホルモンを十分に分泌させるために、良質な睡眠をとりましょう。
そのためには、成長ホルモンがもっとも分泌される午後10時~午前2時の間には入眠していることを意識して、睡眠環境を整えていくことが必要です。
就寝時には消化が終わっていることが理想的なので、眠る3時間前までには食事を終わらせましょう。
また、睡眠2時間前にはブルーライトを発するスマホやパソコン、テレビの使用は控えましょう。
ブルーライトはメラトニンというホルモンの分泌を抑制することで、寝付きにくくなったり途中で起きてしまったりする睡眠障害につながるためです。
運動は血流がよくなるため、髪にとって大切です。
とはいえ、フルコミットで運動する必要はなく、適度な運動を毎日継続することが重要です。
ただし、薄毛を改善したいからと運動をしすぎると、活性酸素の増加や乳酸の蓄積などにより、抜け毛の原因となる可能性があると考えられています。
また、運動後の汗を長時間放置することで、頭皮環境が悪化し、頭皮トラブルにつながる可能性もあるので、運動後はしっかりと頭皮の汗も拭きましょう。
特に有酸素運動は心臓のポンプ作用を促進するため、全身の血液循環によい効果をもたらします。
運動が苦手な方や運動する時間のない方は、ウォーキングやヨガ、ストレッチなどから始めましょう。
ストレスをためずに生活することは現代社会においては非常に困難です。
そのため、ストレスをためずに生活するよりも、ストレスを適宜解消することを意識しましょう。
ストレス解消方法は人によって異なるため、自身に合ったストレス解消法を見つけ、継続していくことがおすすめです。
体を動かしてストレス発散することは、前述したように薄毛の対策にも効果的なので、一石二鳥になるといえるでしょう。
日常生活の見直しと併せて行いたいのがヘアケアです。
ヘアケアをコツコツ行うことで髪の毛を増やしたり、健康的な髪を育てたりできるかもしれません。
日常生活の改善と併せて以下の方法も試してみましょう。
健康的な髪を育てるためには洗髪が極めて重要です。
洗髪を見直すときには、シャンプーと洗い方を見直してみてください。
ここからは洗髪を見直すときのポイントを解説します。
洗髪を見直す上で、まず大切なのは自身に合ったシャンプーを使用することです。
お気に入りのシャンプーでも、使うと頭がかゆくなったり痛くなったりする場合には、すぐに使用を中止しましょう。
育毛効果を目指すのであれば、育毛成分を配合している育毛シャンプーがおすすめです。
育毛シャンプーはアミノ酸系や石鹸で作られており、洗浄力は低いものの、頭皮が弱い方でも問題なく使用できます。
保湿成分や育毛促進成分を含み、健やかな髪を育ててくれます。
即効性は見込めないため、数ヶ月は使い続ける必要があるでしょう。
育毛成分を配合したシャンプーを使っていても、洗い方が間違っていれば意味がありません。そのため、正しい洗い方ができるように意識しましょう。
まずはぬるま湯でしっかりと予洗いをして、適量のシャンプー剤をよく泡立てながら髪を洗ったら、たっぷりのお湯ですすぎます。
髪を乾かすときはドライヤーを15cmほど離して、頭皮に直接熱を当てないように注意しましょう。
髪の毛をもっと育てたい、もっと増やしたいと考える方は、育毛剤や発毛剤を併用することも検討しましょう。
育毛剤は今ある髪の毛をさらに丈夫な髪に育てるときに使い、発毛剤は新たな髪を生やしたいときに使うものです。
育毛剤は、ドラッグストアなどでも売られていますが、発毛剤は医薬品の成分を含むため、医師から処方をしてもらわないと手に入れられないケースが多いです。
自身が育毛剤と発毛剤どちらを使うべきか悩む方は、まず薄毛治療専門の医師に相談することがおすすめです。
AGAなどの病気が原因で薄毛になっている場合には、セルフケアのみで髪を増やすことはできません。
その場合には、医療機関を受診して治療を受けることが必要です。
医療機関を受診して行える髪の毛を増やす方法は次のとおりです。
医療機関で薄毛の改善を相談するとまず勧められるのが薬物療法です。
実際に、「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」においても、薬物療法は推奨度がもっとも高く位置づけられています。
薬物療法では主に内服薬と外用薬の使用が推奨されています。
内服薬はフィナステリドとデュタステリドという2つの薬が薄毛治療に効果的であるとされ、どちらも推奨度が高いです。
両方とも、テストステロンをジヒドロテストステロンに変換する5αリダクターゼを抑制することで、脱毛を予防し薄毛を改善する効果が期待されています。
内服薬は即効性がなく、効果を感じ始めるのに数ヶ月はかかります。また、副作用もあるため、自身が服用対象になるかどうかは医師の診察を受けて確認してください。
外用薬は唯一発毛効果が期待できるミノキシジルという成分が含まれたものを使います。
発毛剤にも含まれる成分ですが、外用薬は発毛剤よりも成分がより多く含まれていることが多く、確実な効果が期待できます。
ただし、外用薬にも副作用があるため、医師に相談してからの使用をおすすめします。
また、外用薬は単体ではなく内服薬と併用が推奨されます。
LEDおよび低出力レーザー照射は、特定の波長の光を頭皮に照射し、毛根の細胞を刺激して髪の成長を促す治療法です。
また、髪の太さや密度を改善したり、脱毛を予防したりする効果が期待できますが、ガイドラインによると推奨度は薬物治療の一段階下となり、薬物療法との併用が推奨されています。
副作用は、照射した部分の乾燥が5.1%、かゆみが2.5%、圧痛が1.3%、ヒリヒリ感と熱感がそれぞれ1.3%と比較的少ないです。
内服や外用に思うような効果が期待できなかった、内服や外用による治療が副作用でできないという方におすすめです。
女性と男性では髪の毛を増やす方法が異なります。
男性では、ほとんどが内服薬を使用する一方で、女性の場合は内服薬は積極的に使用できません。
内服薬は男性ホルモンに作用するものですが、女性の薄毛の原因は男性ホルモンに影響していないことが多いとされているのも理由です。
女性の治療は外用薬が中心ですが、今後外用薬プラスLEDおよび低出力レーザーという組み合わせが、基本治療として提案されていくことも考えられています。
目次 女性で薄毛を改善した人は専門クリニックで治療をした人 女性の薄毛が起きてしまう理由 女性に起こりうる脱毛…
髪の毛が薄くなる原因にはさまざまなものが考えられています。
そのため、理由に対してアプローチをしなければ髪の毛を増やすことはできません。
髪の毛を増やしたい方は、まず自身が薄毛になっている原因を解明することが重要です。
もしも、自分だけでは原因が分からないという方は、一度薄毛治療を専門とする医療機関で相談してみましょう。
AGAヘアクリニックでは、カウンセリング・診察はいつでも何度でも無料で行っているため、なぜ髪の毛が薄くなってしまったのかを知りたい方にはおすすめのクリニックです。
通院とオンライン両方を展開しているため、自身の予定に合わせながら、無理なく通院できる点も魅力です。
まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
医師監修のもと、AGA治療の基礎知識や
薄毛対策に関するトピックをお届けします。