AGAの進行速度とは? 3つのパターンや治療方法も紹介

AGAの進行速度

AGAの進行速度は早い方もいれば遅い方もおられ、個人差があります。なぜなら、AGAの進行速度には遺伝や生活習慣が影響すると考えられているからです。しかし症状が早く進行する場合でも、1〜2日で急激に薄毛が進行することはなく、AGAによる薄毛は時間をかけてゆっくりと進んでいくとされています。

AGAの進行速度

AGAの進行パターン

AGAによる薄毛の進行パターンは1パターンではなく「ハミルトン・ノーウッド分類」と称される全12パターンに分類されています。これはアメリカのハミルトン医師が提唱し、のちにノーウッド医師が改定したもので世界的に用いられている基準です。

日本の場合は、日本人特有の頭頂部のみ薄毛が進行するパターンが多く存在することから、ハミルトン・ノーウッド分類に「Ⅱvertex」というパターンを加えた「高島分類」が広く利用されています。

AGAの進行パターン

細かく分類すると上記のようになりますが、AGAの進行パターンをみていくと大きく以下の3つのタイプに分類することも可能です。

生え際の両サイドから進行するM字型(Ⅰ型〜Ⅴ型)

生え際の両サイドが後退し、M字のような形に薄毛が進行するパターンです。一般的にはM字ハゲとも呼ばれています。

頭頂部から薄毛が進行するO字型(Ⅱ型 vertex~Ⅳ型)

つむじ周辺の頭頂部を中心に薄毛が進行していくパターンです。目視するのが難しい部位であるため、薄毛が進行していることを自覚しづらいのが特徴の一つです。

前頭部から頭頂部まで薄毛が進行するU字型(Ⅳa型~Ⅶ型)

生え際全体が後退していくパターンです。U字型のAGAは自分自身で目視しやすく、気付きやすいのが特徴の一つともいえます。U字型の脱毛パターンではO字型を併発する場合も多いとされています。

AGAの初期症状

AGAは早期治療が大切な脱毛症であるため、できるだけAGAの初期段階で自覚することが重要です。どのような症状がみられたらAGAの可能性が考えられるのか、その症状をいくつかご紹介します。

髪が軟毛化する

細く、柔らかい髪の毛が目立つようになります。AGAを発症するとこのようなハリやコシのない髪の毛が徐々に増えていき、いずれは細い髪の毛も生えてこなくなり薄毛の状態へと変化していきます。

抜け毛が増える

健康な人でも1日50〜100本程度は髪の毛が抜けるといわれているため、多少の抜け毛なら問題ありません。しかし、AGAによりヘアサイクルが乱れてくると抜け毛が増加します。そのため、ブラッシングした後のブラシや起床時の枕などにみられる抜け毛の量が普段よりも増えていると感じる場合はAGAの初期症状かもしれません。

前頭部や頭頂部の地肌が透けて見える

軟毛化した髪の毛や抜け毛が増えることによって前頭部や頭頂部の頭皮が透けて見えるようになります。頭頂部に関しては目視するのは難しいため、鏡などを使用してチェックしてみるとよいでしょう。

かゆみが出る

AGAの原因となる「ジヒドロテストステロン(DHT)」は、皮脂腺を刺激し皮脂の分泌量を増やす作用があり、これにより頭皮にかゆみが生じる場合があります。かゆみが全てAGAの初期症状とは限りませんが、1つの目安としてチェックしてみてください。

AGAの初期症状

AGAの治療方法

AGAの治療法として主に「投薬治療」と「外科的治療」があります。現在では、投薬治療が主流ではありますが、AGAの進行具合に合わせた治療が行われます。

投薬治療

投薬治療として代表的なのは「デュタステリド」「フィナステリド」「ミノキシジル」の3種類です。デュタステリドとフィナステリドはDHT生成に関わる5αリダクターゼの働きを阻害する効果によってAGAの進行を防ぎます。一方、ミノキシジルは発毛を促進させる効果がある治療薬です。また、デュタステリドとフィナステリドは内服薬のみですが、ミノキシジルは内服薬と外用薬があります。

使用する治療薬は薄毛の進行具合などによって異なりますが、5αリダクターゼの働きを阻害するデュタステリドもしくはフィナステリド、発毛を促すミノキシジルの2種類を併用する場合がほとんどです。

外科的治療

外科的治療には、「植毛術」「メソセラピー」「HARG療法」などが用いられています。

植毛術には自らの毛根を採取し移植する「自毛植毛術」とナイロンなどで作られた人工毛を移植する「人工毛植毛術」の2種類があります。価格的には人工毛植毛術の方が安価ではありますが、移植時に体の免疫システムが拒絶反応を起こす可能性や感染症発症の恐れがあり、リスクを伴います。一方で自毛植毛術は自らの毛根を移植するため人工毛植毛術のようなリスクはなく、生着率が高いのも特徴です。

メソセラピーとHARG療法は針を用いて皮下注射を行い、薄毛改善に役立つ有効成分を頭皮へ注入する施術です。メソセラピーとHARG療法は注入方法は似ているものの、注入する有効成分が異なります。メソセラピーではミノキシジルや成長因子などの有効成分を各クリニックがブレンドして使用し、HARG療法では日本医療毛髪再生研究会によって配合成分が決められている「HARGカクテル」を使用します。

AGAの進行を止めるには薄毛治療専門クリニックへ

AGAの進行速度には個人差があり、早い方がいれば遅い方もいます。しかしAGAは進行性の脱毛症であるため、治療を施さない限り薄毛は徐々に進行していきます。また早期段階で治療を始めるほど改善しやすくなるため、治療でお悩みの方は一度、薄毛治療専門クリニックへのご相談をおすすめします。

AGAヘアクリニック(以下、当院)は薄毛治療専門のクリニックで、診察やカウンセリングは何度でも無料で行っております。「AGAかどうか気になっている」「薄毛をなんとかしたい」そんなお悩みをお持ちの方はぜひ一度、当院へご相談ください。

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