生活習慣と予防
一生の記念となる結婚式は、女性だけでなく男性も「一番素敵な姿で臨みたい」と考えるもの。薄毛の悩みを抱える男性にとって「せめて式当日だけでも薄毛を目立たなくしたい」と思う方は少なくないでしょう。薄毛の進行具合にもよりますが、薄毛をカバーする方法は様々あります。今回のAGAタイムスでは結婚式を控えた新郎のための薄毛対策をご紹介します。

結婚式を迎えるにあたり、薄毛をカバーする手段としてまず挙げられるのがヘアスタイルを変える方法です。薄毛を隠そうと不自然なヘアスタイルになるのなら、思い切ってヘアカットしてしまうのも一つの手といえるでしょう。薄毛の新郎でもカッコよく決まるヘアスタイルをまとめました。
頭頂部に薄毛の症状がみられる方の場合、サイドとの毛量差が大きくなることで薄毛をより目立たせてしまいます。そのため、頭頂部が薄毛の場合はトップとサイドの毛量の差をなくすヘアスタイルがおすすめです。トップの髪の毛をやや長めにし、サイドの髪の毛を短くするソフトモヒカンやツーブロックのような髪型は薄毛を自然にカバーすることができ、且つスタイリッシュな印象が期待できるでしょう。
全体に毛量が少ない、地肌が目立つと感じる場合はパーマスタイルがおすすめです。パーマで髪の毛にうねりをつくることで地肌をカバーすることができるでしょう。また、パーマの強度によって印象も変わり、好みに合わせてアレンジしやすいヘアスタイルでもあります。
薄毛の場合、どうしても髪の毛を伸ばすことで薄毛をカバーしようとしてしまいがちです。しかしその方法では不自然になりがちで、より薄毛の部分を強調してしまう可能性があります。ベリーショートやオシャレ坊主などのヘアスタイルであれば全体の髪の毛が短く整うため、あらゆるパターンの薄毛をカバーすることができるでしょう。

同じ髪型でもセット方法やスタイリングによって大きく印象が異なります。また骨格などにより、似合う・似合わないがあるため、躊躇せずに美容院で相談してみましょう。
新郎の中には当日のヘアセットを自分でやることに自信がないと悩む方も多くいらっしゃいます。せっかくヘアカットをして薄毛をカバーできる髪型にしても、当日セットがうまくいかず薄毛が目立ってしまう…なんてことは避けたいところです。不安な方は、式当日のヘアセットを「式場専属のヘアメイクさん」や「行きつけの美容院」などで依頼することをおすすめします。式場で依頼する場合の費用相場は5,000円前後とされています。美容院に依頼する場合は行きつけの美容院に早めに確認しておくと安心です。
上記でご紹介したような“ヘアスタイルを変える方法”だけでは薄毛が隠しきれない、という方は薄毛の根本治療を検討した方が良いかもしれません。男性の薄毛の原因はほとんどがAGA(男性型脱毛症)であるとされています。ここからは、AGAについて詳しくみていきましょう。
薄毛男性のほとんどが発症しているとされるAGA。その背景には男性ホルモンの影響があることがわかっています。結婚式までに薄毛を改善するためにも、まずは原因をきちんと把握しておきましょう。
AGAとは、男性ホルモンが主な原因として起こる脱毛症で、前頭部や頭頂部に薄毛の症状がみられやすいことが特徴です。AGAは進行性の脱毛症であるため、治療をしなければ進行を止めることは難しいとされています。先程、AGAの主な原因は男性ホルモンであるとお伝えしましたが、その他にも生活環境や食生活、遺伝などが影響して発症すると考えられています。次からは、AGAのより詳しいメカニズムを解説していきます。
男性の場合「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンが体内で多く分泌されています。男性らしい体づくりに欠かせないテストステロンですが、体内の還元酵素である「5αリダクターゼ」と結合することで「DHT(ジヒドロテストステロン)」という更に強力な男性ホルモンに変化します。
このDHTが前頭部や頭頂部にある男性ホルモン受容体の「アンドロゲンレセプター」と結合することで「TGF-β」を代表とする脱毛因子が産生されます。「TGF-β」は前頭部や頭頂部などの髪の毛に対して脱毛を促し、その結果AGAによる薄毛が引き起こされます。
このような特徴やメカニズムを持つAGAですが、適切な治療により改善が見込める疾患です。次からは、結婚式までに行える具体的な対策をみていきます。
結婚式までに薄毛を根本的に改善したい場合、具体的にどのような対策を行えばいいのでしょうか。前述したように、もしAGAである場合は進行性の脱毛症であることから早めに治療を始めることが大切です。AGA改善の対策はクリニックで行う専門治療から普段の生活の中で取り入れられるものまで様々あります。

現在、国内で推奨されている治療法は内服薬と外用薬による投薬治療です。主な治療薬としては「フィナステリド」「デュタステリド」「ミノキシジル」の3つが挙げられます。
フィナステリドとデュタステリドはAGAの進行を抑制する効果を持ち、比較的初期のAGAから用いられます。一方で、AGAがある程度進行している場合は上記の治療薬に加えて「ミノキシジル」という外用薬を用いるケースが多くなります。ミノキシジルはフィナステリドやデュタステリドとは異なる作用機序で発毛効果を持つため、進行を抑制するフィナステリドやデュタステリドとの併用で薄毛改善へとさらにアプローチしていきます。投薬治療を開始してから薄毛の改善が実感されるまでは、個人差はあるものの3カ月から1年程度かかります。そのため、結婚式までに薄毛の改善を実感されたい方は、早めに医師の診察を受けることをおすすめします。
AGA治療薬について、詳しくは以下のページをご参照ください。
AGAは進行性の脱毛症です。そのため、式までに期間がある場合は今の状態よりも薄毛が進行してしまう恐れもあります。そうなってしまうと、ヘアスタイルを変えるだけでは薄毛が隠せなくなる可能性もあります。結婚式まで3カ月以上の期間がある方は一度、薄毛治療の専門クリニックを受診し、医師に相談してみるとよいでしょう。また、結婚式まであまり時間がないという方もこれを機に薄毛の根本治療をご検討してみてはいかがでしょうか。
医師監修のもと、AGA治療の基礎知識や
薄毛対策に関するトピックをお届けします。